羊毛猫人形日記
10月の展示会の報告
10月は怒涛のように、「あっ!」と言う間に
月末を迎えてしまいました。
事後報告になりますが、10月の展示会のお知らせをします。
10月7日㈯~14日㈯
「現代手工芸展 第3回」
東京都美術館2階4室
作品名:希望の夜明
墨絵風に猫のボイディにウールペイントを施しました。
中央に鹿を描いた作品は
水墨画風にウールペイントを描きました
鹿は太陽の象徴とされる動物で、角は太陽光線を表します。
また、角は毎年生え変わり、生命の再生や新生の象徴とされます。
朝靄が流れる森林に立つ牡鹿は、夜明けとともに希望の光に満ち、
世界が平和になることを願い制作しました。
10月7日㈫~22日㈰
「熊木早苗個展2023」秋宵一刻
川口市立アートギャラリー・アトリア スタジオ
同時開催:熊木早苗 羊毛フェルト 猫人形教室生徒展
熊木富男「幸せの黄色い猫 ととら」写真展
お陰様で640名の多くのお客様にご覧いただき、
大変ありがとうございました。
盛況のうち終了いたしました。
羊毛フェルトはむずかしい?
初心者の方で100均で購入したキットで作ってみたものの
思ったようにできなかったとおっしゃる方が多数いらっしゃいました。
実を言うと私も初めてのころ、手芸店で購入した可愛い猫のキットで
中身を開けて説明書を読んだところで・・・断念しました。
なんだかよくわからない~(汗)で
結局できなかったんです。
そこから10年たち今では世界でも認められるリアルな猫が出来るようになっています。
そーなんです、羊毛フェルトは最初はとても難しく感じてしまい
本当は上手くできるのに
そのチャンスを逃している場合があるんです。
羊毛フェルトの本を読んだり、100均や手芸店のキットで作ろうとして
一度でも羊毛フェルトで猫を作ってみたいと思うなら
とっかかりだけでも
学んでしまった方が早道だということです。
ちょっとしたコツを知ればいいのです。
例えば
針(ニードル)使い方、どれだけ深く刺せばいいのか、羊毛の固め方、
どれくらいの硬さにするのか、羊毛フェルトでリアルな毛並の刺し方、猫顔の基本的な形
これらは本で読んでも分からないことばかりです。
動画もかなり細かく説明されている物もありますが、硬さ、最終的な仕上げのコツは分かりません。
キャラクターのように作るなら、可愛くできる猫顔の配置のコツがあるので結構カンタンに出来ます。
では「リアルな猫」はと言うと
結構猫の顔はむずかしいと思います、私もそう思います。
四苦八苦するのが”耳付け”
耳を付けるのがむずかしいと皆さん口をそろえて言います。
ではそこはどうしたら上手く出来るのか?
リアルな猫を制作してる講師に聞いちゃった方が早いです。
やはり先生の手元を見ながら、説明を聞き、部分部分の盛り付け方、
修正方法などレクチャーしてもらうだけで
抜群に上手く作れます。
生徒さんお1人お1人に対して、丁寧にアドバイスをしながら
上手くできない時は「私ならどうやって修正しよう」と自分の作品をつくる気になって
一緒になって制作をお手伝いしています。
試しに体験教室で「可愛い猫顔」を一緒に作りませんか。
普段から通っている生徒さんと一緒なので、和気あいあいとお話をしながら
アッという間の2時間で作ることが出来ます。
好きな猫を作るのはもちろん、亡くなったばかりの子を作りたいとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
まずはどうやって作ったらよいのか体験してみてください。
お待ちしております。
生徒さんが初めて体験教室で作った作品をご紹介
OASIS 2023「青い夜明(桜バージョン)」出展
アートを身近に感じる芸術祭
28Th OASIS 2023
5月13日(土)~15日(月) 10:00~19:00 ※15日15:00終了
あべのハルカス近鉄本店・ウイング館8階 近鉄アート館
入場無料
OASISは大阪・関西万博-TEAM EXPO 2025-
プログラムに参加しています。
今回はブルーの猫
「青い夜明(桜バージョン)」を出展しております。
5月13日の11時頃から12時頃まで会場におります。
お会い出来たら嬉しいです。
この青い夜明「Aube Bleue」は2022年10月フランス・パリ ルーヴル美術館で行われた
「サロンアートショッピングパリ」 カルーゼル・デゥ・ルーヴル
に出品した青い猫の日本バージョンです。
こちらは第1回現代手工芸展において「審査員賞」をいただきました。
どうぞご覧ください。
マテリアル:Wool ワイヤー ガラス クラフト綿 H42㎝×W20㎝×D25㎝
青い猫の向きが日本バージョンとルーヴルバージョンは違います。
日本バージョンは朱色の猫と対峙させるために作ったので右向きになりました。
青の猫は「明けない夜はない」の言葉になぞり
コロナ収束とウクライナ戦争の終結を祈り制作しました。
朱色の猫はそれらに関わり亡くなった方々を慰める思いで制作いたしました。
ジャパンバージョは春と秋をイメージしてます。
今後夏と冬を制作予定です。
春夏秋冬が揃い展示出来る日を楽しみにしていてください。
日アセアン友好文化交流展「選抜撰」受賞 エジプシャンマウのティティ
熊木早苗のCatウールアート『秋宵一刻』展
10月5日(火)~10日(日)10:00~17:30
5日13:00~17:30 10日10:00~16:00
川口市立アートギャラリー・アトリア
〒332-0033 埼玉県川口市並木元町1−76
048-253-0222
World Art Dubai2022出品作品を特別公開
ドバイは2021年10月~2022年3月まで世界万博が開催されてます。
その会期中の2022年3月にワールドアートドバイが開催されます。
ワールドアートドバイは王族主催のアートフェアで
世界中のコレクター、バイヤーが集まるアートの祭典です。
そこに初めて羊毛フェルトの猫を出品することになりました。
世界中から集まるアート作品の中に展示されます。
その出品前に熊木の作品では珍しい
額装の半立体作品をご覧いただきます。